喜びの島
【喜びの島】
1904年の作品。
この時ドビュッシーはマリー・テクシエ(愛称リリー)と結婚していましたが(リリーは2人目の妻)、のちに3人目の妻となるエンマ・バルダックと浮気、そのショックでリリーは拳銃自殺を図ってしまいます。
一命をとりとめたものの、ドビュッシーはこともあろうかエンマとジャージー島という島に旅行します。(旅行というよりもはや駆け落ち)
そもそも1人目の妻、ガビュリエル・デュポン(愛称ガビー)とも浮気で破局し、ガビー(妻1)も拳銃自殺を図り、リリー(妻2)も自殺未遂をしているのに、この島で幸せあふれる「喜びの島」を作曲。
なんてやつなんでしょう。
もう一度言います。
なんてやつなんでしょう。
ドビュッシーが、それはまあ酷い浮気男だったというエピソードは有名ですが、ここまでだったとは…。(笑)
- 出版こぼれ話
ちなみに、「喜びの島」は、「仮面(マスク)」とともにベルガマスク組曲に組み入れられる予定でしたが、出版社の都合で別々に出版されました。
(Y)
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